消防団に勧誘されている人必見!消防団での体験談②主な活動(操法大会・練習編)
今回はこれについて説明します。
操法大会とは、簡単に言うと、目標(火点)に向かって放水を行い、それを倒すまでの時間と、規律の出来によって採点を行い点数を競うというものです。
規律というのは、動きの中でしなければならないこと、してはいけないことが決まっており、例えば敬礼をするところでしっかりやっているか、他の人と動きを揃えるところできちっと揃っているか、放水のときふらつかなかったか、などを減点方式で採点します。
種目は2種類あり、消防車を使用する操法と、小型可搬ポンプを使用する操法です。
消防車(ポンプ車操法)は火点が2つで、指揮者と1番員~4番員の5名で行います。小型ポンプ操法は、火点が1つで指揮者と1番員~3番員の4名で行います。うちの地域では、奇数年が消防車の大会、偶数年が小型ポンプの大会いった具合にこの2つが1年交代で実施されています。
さて、練習ですが、これが本当に大変なんです。
6月の初めに大会があり、だいたい5月の連休終わりから練習がスタートします。平日は毎日、19時半時から22時くらいまでです。
始めのうちはとにかく規律です。気を付けの時の姿勢、休めのときの足の開き具合、駆け足の時の手の振り方、みたいなところをみっちり叩き込まれます。特に、指揮者の「集まれ!」という号令で、3メートルほど駆け足で移動する場面があるのですが、ここは他の要員と横一列動きがぴったり合っていることが求められるため、「合ってない、やり直し!」「1番員が遅い、やり直し!」ってな感じで何度も何度も繰り返しやらされます。最初の2、3日はほぼここに費やされるといっても過言ではないです。
僕も初めて要員をやったときは、その独特の緊張感と慣れない姿勢ということもあり、すぐに足がパンパンになり、案の定次の日筋肉痛になりました。
仕事で大変な思いをして、終わったと思ったら、今度は消防でしごかれる。一体何やってんだろうって感じでした。