『君たちはどう生きるか』映画に備えて予習してみた
引退した宮崎駿監督が復帰することが決まりました。
新たに製作する映画は、『君たちはどう生きるか』だそうです。1937年に吉野源三郎が発表した著書ですが、今回の映画は、その著書が主人公にとって重要な意味を持つ、ということで、どのようなストーリーになるかはまだわかりません。
ボードレールの『惡の華』という作品に対して、その本が大好きな男の子を主人公にした『惡の華』という漫画がありますが、そういうイメージですかね。
よくわかりませんがとにかく楽しみです
まあとにかく元は知っていたほうがいいと思うので、さっそく漫画版を読んでみました。
内容としては、主人公の少年が、叔父さんからコペルニクスからとったコペル君というニックネームをつけてもらいます。
コペル君はある日、友人を裏切るような行為をしてしまいます。そのことで自分を責め、学校に行けなくなってしまったコペル君に、叔父さんは一冊のノートを渡します。そこには叔父さんがコペル君のために書いたメッセージがあって、それを見て、コペル君が、自分に何ができるのか、友人たちに何をするべきなのか、そして最終的にどう生きるのかを見つけていくという話です。
この話自体は動きは少ないです。漫画ですけど肝心の場面は、すべてノートに書かれた文章であり、漫画半分、活字半分といった感じです。
ただし、映画では冒険活劇ファンタジーになるという宮崎氏のコメントもあり、どうなるのか全く予想がつきません。
でも、ジブリ映画でラピュタが1番好きな自分としては、派手なシーン満載の、ハラハラドキドキありのファンタジーがいいなと思ってます。
ちなみに写真のコダマは、少し前にジブリ展で購入したものです。
暗い場所だとうっすら光るぞ
かわE