ネットでのバッシングは本当か?レーシック手術を受けて5年。経過を振り返ってみる。
高須クリニックの院長のレーシック手術についてのコメントが話題になっています。
個人的にはあまりおすすめ出来ない、レーシックの専門家はメガネをかけているでしょ、と。
ネットを見るとレーシック否定の意見が多いような気がしますが、実は僕はレーシック手術の経験者だったりするので、今日はその話をしようと思います。
①動機
大学時代から急激に視力が低下しまして(ゲームのやりすぎ?)、0.1以下になってしまいました。ただ別にメガネで普通に生活はできていたため、当初レーシック手術を受けようという気持ちはありませんでした。
社会人になって、以前書きましたが、保険関係の仕事をしていたんですが、実績にもなるからと、当時入っていた医療保険を新しいものに切り替えるよう、半ば強制されたわけです。
それで、仕方ないな、切り替えるかと思ったんですけど、最初入っていた保険はレーシック手術が保険金支払いの対象になるのに対して、新しい保険では支払いの対象にならなかったわけです。
ちょっともったいないなということで、手術を受けることを決めたという、なんとも浅はかな動機です。
②手術
レーシック手術ができるかどうか、目の状態を見るために何度か通院して、よしOKということで、いよいよ手術です。
手術は土曜日。僕を含めて受ける人が6人いましたが、自分以外全員女性でした。
看護師の方から順番が伝えられ、僕は5番目でした。実は生まれてから1度も手術というものを1度も経験したことがなく、始まる前はかなり緊張しました。
待合室で6人座って待っていると、最初の人が呼ばれ、10分後には手術が終わって戻ってきました。最初の説明で時間はそれぐらいと聞いていましたが、思っていたより短かったことと、終わった人が涼しい顔をしていたのを見てだいぶ安心しました。
その後も順調に進み、僕の次の人が呼ばれました。ところがそれから30分経ってもその人が出てきません。どうしたんだろうと思っていると、看護婦さんがこう言うわけです。
「ごめんなさい、前の人、出血がひどくて時間かかってます。」
僕は思わず「えっ、出血とかあるんですか!?」と聞き返してしまいました。
まあそれでも何とか終わったみたいで、いよいよ自分の番です。部屋に入ると、ゴムボールを2つ渡されました。
「痛かったら、これを思い切り握って我慢してくださいね。」と先生。
(えっ、そんな痛いの?マジ?)
という感じでしたが、手術自体は麻酔(目薬)が効いてるので痛くないんですよ。ただ目が閉じないように、謎の金属機械で目の周りを固定されたんですが、それがめちゃくちゃ痛くて、しょうがなく言われた通りゴムボールを握ってました。
で、手術は無事終了。ただその日はまぶしくて目を殆ど開けることができませんでした。(これについても事前に説明はあったので、病院への送り迎えは親にお願いしていました。)
③その後の経過
翌日再び病院へ行き検査。手術は一応成功で、視力は1.5まで回復しました!
その後は定期的に通院し、状態を見てもらいながら、目薬をもらい、それを半年くらいかな、1日に3回ほど差していました。
キツかったのが、手術してから1週間は目に何か入らないように、頭を洗うことも禁止だったことです。僕はバッサリ髪の毛を切って、濡れタオルで拭く感じで乗り切ったんですが、女の人は大変だろうなあと思いました。まあゴーグルをつけるとか、いろいろやり方はあると思いますが。
とりあえずあれから5年経過し、今は病院にも行っていませんが、視力は1.5をキープしています。
ちなみに僕が受けた病院ではレーシック手術は両目で20万円だったんですけど、保険で片目につき、10万円の保険金が貰えたので、プラマイゼロで済みました。
④まとめ
最初の動機こそ軽率なものでしたが、一応自分なりにメリット、デメリットを調べて、最終的に決断したことなので、後悔はないです。もちろん10年20年後どうなっているかわかりませんけど。
何より今ものがよく見えるということが嬉しいですしね。メガネなしなのがこんなにラクだったとはという感じです。
以上参考になれば。
リスクもあるので、よく考えて決めてください!