M-1グランプリ、トップバッターが極端に不利説を検証してみた。平均順位、最終決戦出場率など
毎年思うんですが、実際のところどうなんでしょう?
検証方法は至ってシンプル。
過去13大会の、ネタを披露した順番ごとの平均順位の計算です。
なお、第1回大会では一般視聴者投票がありましたが、それは抜いた順位とします。
例えば、5番目にネタを披露したコンビは、第1回大会から、おぎやはぎ9位、フットボールアワー1位、2丁拳銃4位、南海キャンディーズ2位、ブラックマヨネーズ1位、トータルテンボス5位、トータルテンボス3位、U字工事5位、笑い飯1位、ナイツ6位、ジャルジャル1位、スリムクラブ8位、かまいたち4位なので、平均順位は4.0位です。
(小数点第2位を四捨五入)
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で、結果はというと、
1番目 5.9位
2番目 6.4位
3番目 6.5位
4番目 4.9位
5番目 4.0位
6番目 4.9位
7番目 5.3位
8番目 4.2位
9番目 3.3位
第1回、および13回大会は10組までありましたが、そこはカット。
ラストでワイルドカード枠になる9番目がやはり順位が高くなりますが、トップバッターの順位がそれほど極端に低いというわけではなさそうですね。
意外。
ちなみに平均得点
1番目 599.6点
2番目 599.8点
3番目 591.0点
4番目 612.0点
5番目 624.2点
6番目 612.3点
7番目 606.5点
8番目 618.8点
9番目 620.5点
大会によって最高点が違うので、参考までに。
まあこんなもんかって感じですね。
ついでに最終決戦出場率(最終決戦出場者数÷大会数×100)を計算してみると
1番目 15.3%
2番目 15.3%
3番目 15.3%
4番目 30.8%
5番目 46.2%
6番目 38.5%
7番目 23.1%
8番目 38.5%
9番目 69.2%
目立って9番目の数字がいいですね。過去13大会で、実に9組が最終決戦へと進んでいます。
とういうことでまとめ
- トップバッターだけが著しく不利ということは無いが、最初の3組目くらいまではやっぱりちょっと不利
- 9番目(ワイルドカード)は大幅に有利
- 意外に5番目が穴場!
ということがわかりました!
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