藤子・F・不二雄の短編を読むならコレ
『ドラえもん』で有名な藤子・F・不二雄ですが、ブラックな短編も多く書いており、それもすごく面白いです。
検索すればいっぱい出てきますが、とりあえず読むならコレです!
ミノタウロスの皿: 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1 (1) (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/07/15
- メディア: 文庫
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この本がなぜオススメかというと、まず表題のミノタウロスの皿という短編が有名で、なおかつ抜群に面白い。最後のオチをこのコマにするセンスってすげーなって思います。
そして、もうけっこう前のことですが、有吉・マツコの怒り新党という番組の、藤子・F・不二雄の3大異色作品を紹介するコーナーで取り上げられた、「間引き」「コロリころげた気の根っ子」「自分会議」という短編が全て収録されており、この作者のブラックな一面を堪能できます。
「自分会議」はドラえもんにも同じような話がありますが、藤子・F・不二雄はタイムマシンを題材にした短編が面白いですね。タイムマシンの矛盾というか、パラドックスを上手く活用していて、子どもの頃読んだ時も感心したものです。
この本では「T・Mは絶対に」という短編で、なぜタイムマシンが開発されないか描かれていますが、なるほど、案外こういう理由なのかもなあ~、なんて納得させられます。
というわけでぜひどうぞ!!