陽の当たる道を目指す

過去の体験談とか趣味の話をつらつら書いてきます。本の話がやや多めかも。暇つぶしくらいにはなれるように頑張ります



消防団に勧誘されている人必見!消防団での体験談③主な活動(操法大会・本番)

僕が初めて要員をやったのは。消防車の3番員でした。

3番員は2番員とともに走る教距離が長く、スピードと体力が求められます。(自分にはどちらもなかったのですが、若いという理由で選ばれました。)

 

尋常ではないほど緊張して臨んだ大会は、結論から言うと失敗でした。

消防車は、給水管を水槽に入れ、その後真空にすることで水を汲み上げる仕組みです。3番員はその給水管を水槽に入れる役割なのですが、真空にした後に、給水管の先がうっかり水の外に出てしまい、再び空気を吸ってしまったんです。こうなると再び真空のやり直しで、大きなタイムロスになってしまいました。このことで動揺し、他の部分もグダグダで、結果はさんざんなものでした。

 

その2年後、今度は1番員に挑戦しました。1番員は1つ目の火点を放水で倒した後は、2つ目が倒れるまでただひたすらホースを持って耐える役です。なので覚えることは少ないですが、地味にきついポジションです。水がすごい勢いで出てくるホースを抱えながら同じ姿勢を取り続けるわけですからね。

この時は大きな失敗もなく、順位も半分より上でした。

 

さらにその2年後、今度は4番員です。4番員は消防車の操作担当で、放水をスタートさせたり、止めたりするのが仕事で、消防車の周りをウロウロするだけなので、他と比べたら圧倒的にラクです。

(キツさでいったら、2>3>1>4、指揮者といった感じだと思います。)

このときも無難に終えることができました。3回も要員をこなすというのは、田舎ではまあよくあることかもしれませんが、よくやったほうですよ。

 

ちなみにもし間違って優勝なんかしてしまったら8月に県大会、これにも勝ってしまったら全国大会へと進み、ほぼ半年操法漬けになってしまいます。