短く、割と綺麗にまとまったデスゲーム系『牌人ゲーム』の感想
いわゆるデスゲーム系ですね。
ルールは説明が難しいんですけど、1人1人に麻雀の牌が割り当てられて、
切られたら死ぬ。
あがることが出来たらその14人は賞金を貰って、もとの世界へ帰れる。
あがれなかった人は、そのまま次の局へ。
という流れです。
切られる牌は14人の投票によって決まるので、いかに自分が必要な牌か、
他の13人を説得したり、
不要牌になりそうな人間同士でこっそりチームを組んだりと、
いろいろな駆け引きが展開されていきます。
主人公の牧くんも必死に生き残る策を模索しながら、
この理不尽なゲームの正体を突き止めようと動きます。
騙し合いとか駆け引きもすごく面白いんですが、麻雀雑誌で連載していただけあって、
麻雀の理論もしっかりしています。
逆を言えば、麻雀のルールがわからないと、面白さは半減するかも。