陽の当たる道を目指す

過去の体験談とか趣味の話をつらつら書いてきます。本の話がやや多めかも。暇つぶしくらいにはなれるように頑張ります



コロコロらしからぬ熱い展開!『ドラベース』

この漫画が連載されていた時くらいに、自分はコロコロを卒業したわけですが、新たに傑作選が出るほど人気な作品だったんですね。

 

 

 

 

1試合に指定の秘密道具を3つまで使ってよいというルールになった、22世紀の野球漫画です。そこで弱小チームであった江戸川ドラーズの活躍が描かれます。

ただまあ、改めて読み直してみると、秘密道具はおまけみたいなもので、少年ジャンプのような泥臭い、努力・友情・勝利が見られて、胸が熱くなります。

いいところは、圧倒的テンポの良さです。無駄な引き延ばしがなく、ライバルキャラが出てきたと思ったら、次の巻ではしっかりもう戦っています。このへんは是非一歩くんも見習ってほしいところです。

もう1ついいところは、主人公チームもほどよく負けるというところです。個人的には勝ってばかりだと、はいはいどうせ勝つんでしょと醒めてしまうんですが、そのへんのバランスがいいです。これ、意外に少年漫画だと少ないんですよね。いくら才能があるとはいえ、ボクシングやってた高校生が、急に甲子園で大活躍したり、けがで野球諦めてた人間が、高校生になって、1から野球部作って、甲子園優勝とか、なんだかなあと思っちゃうんですよねー。

 

大人が読んでもじゅうぶん面白い。小さいころに読めば、ワクワクが止まらなかったことでしょう。

 

 

駆けろ!大空 第1巻―はるかなる甲子園 (てんとう虫コミックス)

駆けろ!大空 第1巻―はるかなる甲子園 (てんとう虫コミックス)

 

 コロコロの野球漫画といえば、この駆けろ!大空もあったんですが、こちらは良くも悪くもコロコロっぽさは皆無でしたね。

甲子園出場が決まったところで終わってしまいました。

バード高校との試合熱かったんだけどなあ